急ぎ組?着実組?

GWも終わりに近づいてきました。

3日、4日と好天に恵まれ、屋外に出ておられる方も多いかと思います。

私は昨日、GW恒例の「フリーウォーク」に行ってきました。

スポーティーな服装で好きな音楽を聴きながら気ままに歩くことを、勝手に「フリーウォーク」と名付けています(笑) 昨日は大津から南草津まで歩きましたが、途中で「正光寺」さんの門前の看板に目がとまりました。

ふむふむ、あれ?

◆「勢多へ回れば三里の回り ござれ矢橋の船にのろ

これは、“急がば回れ”の語源にもなった

◆「もののふの 矢橋の船は速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋」 のアンサーソング??

私はあまり滋賀の歴史に詳しくはないのですが、どうやら東海道の草津宿は室町時代から、大津宿を抜けて京都へ向かうための要所で分岐点だったようです。

水路・・・「矢橋」からの渡し船で、比叡からの突風による転覆のリスクがあるが近道

陸路・・・安全ではあるが、「唐橋」経由だと3里(※12kmくらい)の遠回りとなる

昔の人も現代人と同じような悩みを抱えて、「うーん、どっちにしようか?」などと考えていたことをコミカルに想像してみるとちょっと楽しくなってしまいました。

以前の私なら、確実に「陸路」を選んでいたでしょう。

でも今の私なら、少ししっかり準備して「水路」にチャレンジします。

コロナ禍下でのビジネスの考え方、私自身の生き方に微妙な変化が生まれたと思います。

皆さんならどうされますか?

先人の知恵と歴史に少し興味が持てた発見でした(^^) (加賀山望)