ライフプランニングってどうなの?

皆さん、こんにちは。
最近では「ライフプランニング」という言葉もよく耳にするようになりましたね。

では、一体何をするのでしょう? 
   誰に頼むのでしょう? 
   何が得られるのでしょう?

今日は、ライフプランについて取り上げてみたいと思います。

「ライフプラン」という言葉をGoogleで検索してみると、上位に日本FP協会のサイトが目にとまります。毎年数多くのFP(ファイナンシャル・プランナー)を輩出する日本FP協会では、「個々人や家族のライフプラン(=人生設計)」に基づく将来の収支の見通しを立てて、最適な資産設計・資金計画を提案、アドバイスを行い、その実行をサポートします」とあります。

人生設計かぁ・・・何やら、面倒くさそうですよね(笑)

・「自分や家族の人生と真剣に向き合う。それだけでも、結構ハードルが高いな。」
・「お金の話って何だか難しそう。」
・「何となく自分ではできそうもないから、プロに相談しよう。その方が早い。」

そのように思われる方も少なくないかも知れませんね。

私見ですが、結論から申し上げますと・・・プロに頼まずとも、一度自分でチャレンジしてみてください。

なぜなら、

理由① 今では手軽で分かりやすいセルフチェックできるシミュレーションソフトやツールが充実しているから。

例えば、日本FP協会の下記のサイトでは、

・家計の「現状把握」をしたいなら
 https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/

・将来の家計がどうなるか?あるいはどうしたいか?をシミュレーションしたいなら
 https://www.jafp.or.jp/know/lifeplan/simulation/

上記以外にも、いくつかあります。いくつか触ってみて相性が良いものを見つけてください。

・一般社団法人 全国銀行協会のライフプランシミュレーション
 https://www.zenginkyo.or.jp/special/lps/

・金融庁のライフプランシミュレーション
 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/lifeplan_sim/index.html


ライフプランニングを自分自身でやってみた方が良いその他の理由は、

理由② 自分でやってみると、他人事ではなく自分事になるから。

やはり、自分や家族のことなので、いつでも好きなときに好きなだけセルフチェック出来る方が何かと便利ですよね。何事も長続きするのは、興味が持てるものです。

 

 

理由③ プロのプランニングは、保険や住宅などいろんな「商材」と結びついているため、頼りきりになると必要以上に高い買い物をすることにもなりかねないから

これは、住宅展示場やマネーセミナーなどの無料相談会などで声をかけられるパターンですね。全く悪いことではないのですが、「無料」と「営利」というのはそもそも相反するものです。冷静になって、“ただより高いものはない”と心しておきましょう。


弊社も保険代理店としてライフプランニングも行っていますが、上記のような理由から、本当に自分や家族の将来が気になるなら、まずは自分で調べて、勉強して、行動することが望ましいと考えています。

実際、私自身も初めからお金に関して興味があったわけではなく、自ら勉強していく過程で自分事となり自然とマネーリテラシーが身についていったからです。

ライフプランニング(あるいはライフシミュレーション)で最も大切な要素は、自分やその家族が「これからどのように生きたいか?」という夢を叶えるための経済的裏付け”をとることだと私は考えます。

例えば、これからマイホームを購入したい、子供が行きたい学校に行かせてやりたい、老後には夫婦そろって年に1度は海外旅行に行きたい・・・など、自分や家族が叶えたい夢が明確になれば、次に必要なものは将来のお金(=どのくらいお金が必要か?)です。将来の夢を叶えるためには、現在の家計やお金の流れをつかみ、今からできる準備を進めていくことになります。

将来の夢や目標が明確になれば、日々の生活や会社での働き方など、毎日の生活が引き締まり、過ごし方に張りが出てきませんか?

日本はバブル経済崩壊後、低経済成長が続き「失われた30年」を迎えたと言われています。これからの日本も人口減少や少子高齢に伴う社会保障の縮小、労働賃金の停滞など決して明るい話題ばかりではないですが、一昔前と比べて長時間労働の解消や多様な働き方によって余暇の過ごし方や働き甲斐など、どのようにすれば人生が豊かにできるか?を考える余裕や選択肢は増えました。忙しい中でも、少し立ち止まって今の自分、将来の自分や家族と向き合うことはとても重要だと考えています。

安心コンサルでは、社名の通りお客様の将来の安心のお手伝いができるようなサービスづくりにも積極的に取り組んでいきたいと考えております。(加賀山望)