「新しい働き方」の工夫
日々のこと / 2022.02.20
皆さま、こんにちは。
新型コロナウィルス感染症はまだまだ収まりそうにありませんが、仕事においてもプライベートにおいても「コロナだから仕方がない」と沈んだ気持ちにならないような工夫が必要ですよね。
弊社では「コロナに負けるな!」というスタンスというよりは、「だったらこうしてみたら?」と「できること」に焦点を当て、ポジティブに仕事のやり方を変えてきています。
一昨年の春先、世界中にコロナが蔓延し始めた頃、得体の知れない感染症に対する恐怖で私たちの日常生活は一変しました。仕事では業種や規模に関係なく、一様に感染症対策が求められるようになり、従来までの仕事のやり方や考え方を大きく変えねばならなくなりました。
従業員の少ない弊社でも、出社制限に加え、時差出勤や時短勤務、テレワークなどを導入しなるべく社員同士が接触する機会を減らしながら、通常業務をこなす工夫が必要になりました。紙ベースでの情報を全て保険会社のオンラインシステムに登録したり、朝礼や会議はもちろん、お客様との商談までもオンラインツールを使わなくては仕事が回らない状況になりました。
しかしながら、そのおかげでリアルではないにしても、話をしたい人とはパソコンの画面を通してすぐに会えるようになり、結果的に移動時間が削減できたりと、情報技術の進歩のありがたさに気づくことができました。
余談ですが、メタバースやVRなどの仮想現実の技術が発展すると、考えようによってはまるでドラえもんの「どこでもドア」のような使い方ができると考えるとワクワクしませんか?映画「マトリックス」や「アバター」、「レディ・プレイヤー1」のような世界が体験できる日も近いかも知れません。
話を戻しますが、新型コロナウィルス感染症の拡大期にあって、国や県は感染防止やテレワークの導入に積極的な企業に対する補助金や助成金を創設し、弊社でも活用することができました。
今回は以下のようなものを導入しました。
①多目的オンライン用ディスプレイ
・・・オフィス内に大型ディスプレイと小型PCを設置。オンライン会議用ツールと常時接続すれば、ウェブカメラを通じてリアルオフィスと在宅ワークをしている者とが簡単にコミュニケーションが取れ、スムーズに業務のやり取りできます。
②オンラインホワイトボード
・・・出勤情報や外出先、帰社時間をリアルタイムで反映。弊社の場合、「ZAiSEKI」というアプリを使って所員の予定を見える化しており、従来のホワイトボード等の「行動予定表」よりも見やすいです。またこれまでは、各種案内や掲示物があちこちにペタペタと貼り付けられ、見た目も煩雑でしたが現在はディスプレイ内の「Evernote」ですぐに見られるようにしています。
③VPNの構築
・・・これはもう一般的になりつつありますが、リモートワークをする社員が、安心して社内サーバーにアクセスできるようにVPNを構築しました。
助成金や補助金のおかげで、コロナ禍において誰も欠けること無く、工夫次第でどんどん新しい仕事のやり方が生まれ、改善されることで働きやすい環境づくりを進めることができました。コロナ前よりも一段、業務がスムーズになったと実感しています。余裕が出来た分、「緊急でない重要な仕事」にも取り組めそうです。(加賀山望)